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ライブでの双眼鏡選びの悩みを解決!推しをもっと近くで感じよう

ライブ双眼鏡のアイキャッチ

「もっと近くで推しを見たい…!」

そんな願いを叶えてくれるのが、ライブ・コンサートでも使える双眼鏡です。

遠い席からでも推しの表情やパフォーマンス、衣装のディテールも、双眼鏡があれば一気にクリアに!

双眼鏡は、ステージとの距離を感じさせない臨場感で感動の瞬間を何倍にもしてくれます。

でも「倍率って何倍がいいの?」「重すぎると疲れそう…」「初心者でも使いやすいの?」など、選び方がわからず迷ってしまう方も多いはず。

そこで本記事では、ライブ・コンサートに最適な双眼鏡の選び方を、初心者にも分かりやすく解説します。

ライブ会場や席の位置に合わせたポイントから、おすすめ機種の比較、どこで買うかまで、あなたの疑問をスッキリ解決!
あなたにぴったりの双眼鏡を見つけて、最高のライブ体験を手に入れましょう!

スクロールできます
Ruxis(日々和工業)Ready ON
SUNRISE

OriginTree
PYKES PEAK
倍率10倍10倍10倍10倍10倍
重さ140g250g235g155g135g
サイズ8×11×4cm11.5×9.5×5cm11.5×9.5×5cm9×10.5×4cm8×10×4cm
対物レンズ径22mm25mm25mm22mm22mm
レンズコートフルマルチコートフルマルチコートマルチコートグリーンフィルム不明
プリズム材質BaK4BaK4BaK4BaK4不明
視野角(実視界)6.5°5.6°不明6.5°6.5°
メガネ対応アイカップ付アイレリーフ(20mm)アイレリーフ(20mm)非対応アイカップ付
ピント方式手動自動自動手動手動
防水性生活防水生活防水生活防水非対応非対応
価格¥3,799¥3,980¥3,480¥3,680¥1,980
商品の詳細商品の詳細商品の詳細商品の詳細商品の詳細
各製品の双眼鏡の比較

もう迷わない!ライブ用双眼鏡を選ぶ 最重要ポイント5つ

双眼鏡選びでまず迷うのが「倍率」ですよね。「高い倍率方がよく見えるんでしょ?」と思いがちですが、実はそう単純ではありません。

大切なのは、会場の広さや座席の位置に合った倍率を選ぶこと。

以下に、会場タイプ別のおすすめ倍率をまとめました。

①【倍率】会場の広さ・座席で選ぶ!

迷ったら「10倍」が無難

初めて買う方や、いろんな会場に行く可能性がある方は、バランスの取れた「10倍」を選ぶのが比較的おすすめです。多くの会場・座席に対応しやすく、商品の種類も豊富です。

ただし、これはあくまで目安。あなたが「ステージ全体を見たいのか」「推しの表情をアップで見たいのか」によっても最適な倍率は変わります。

会場・座席別 おすすめ倍率の目安

会場の規模や自分の座席に合った倍率を選びましょう。

会場規模・座席例おすすめ倍率備考
ドームクラス
(スタンド後方・天井席)
10倍~12倍以上非常に遠いため高倍率が有利。手ブレ対策に防振機能も検討
ドームクラス
(スタンド前方・アリーナ後方)
10倍~12倍表情までしっかり見たいなら10倍くらいがおすすめ
アリーナクラス
(スタンド全般・アリーナ後方)
8倍~12倍汎用性が高く、多くの席に対応しやすい
アリーナクラス
(アリーナ前方)
6倍~10倍近い場合は低めの倍率でも十分。視野の広さを重視してもOK
ホール8倍~10倍アリーナより近いことが多いが、表情を見るなら10倍程度
ライブハウス6倍~8倍会場が狭いので、倍率が高すぎると逆に見づらくなることも

倍率が高すぎると起きるデメリット

確かに倍率が高いほどアーティストは大きく見えますが、高すぎる倍率にはデメリットもあるんです。

手ブレしやすい

倍率が高いほど、少しの手の揺れでも画面が大きく揺れます。

特にライブ中は立ったり座ったり、ペンライトを振ったりと動きがあるので要注意です。

長時間の使用では疲れやすく、推しをしっかり捉えるのが難しくなります。

視界が狭くなる

ステージ全体を見たいときや、ダンスフォーメーションを追いたいときには視野の広さが重要です。

ですが、高倍率では見える範囲(視野)が狭くなるんです。

ズームアップするのと同じで、ステージ全体を見渡したり、メンバー全員の動きを追ったりしたい場合には不向きなことも。

視界が暗くなりがち

倍率が高くなるほど取り込める光の量が減り、視界が暗く感じる傾向があります。

特に暗い会場では視界が暗くなりがちです。

暗転の演出が多いライブでは致命的になることも。

②【明るさ】レンズ性能で選ぶ!

先に結論!

明るさを重視するなら「フルマルチコート」「Bak4プリズム」で、「ひとみ径」が3mm以上になるモデルを選びましょう!

ライブ会場は、明るい照明が当たるシーンもあれば、演出で一気に暗転することも多く明るさが不安定。

そんな中でも、ステージ上の推しをくっきりと捉えるために重要なのが「双眼鏡の明るさ」です。

スペック表で以下の3点をチェックしましょう。

1. レンズコーティングは「フルマルチコート」がベスト!

レンズコーティングとは、レンズ表面の光の反射を抑えてより多くの光を目に届ける加工のこと。

「フルマルチコート」ならレンズ全面に多層コーティングが施され、最も明るくクリアな視界が得られます。次点で「マルチコート」です。

2. プリズム材質は「Bak4」を選ぼう!

双眼鏡内部で光を反射させる部品(プリズム)の硝材です。「Bak4」は光の損失が少なく、視野の隅々まで明るくシャープに見せてくれます。

安価なモデルに使われがちな「BK7」と比べて、「Bak4」なら明らかな違いがあります。

3. 明るさの目安の「ひとみ径」は3mm以上あると安心!

対物レンズ径 ÷ 倍率 で算出される数字で、目に届く光の量の目安になります。

ひとみ径の数値が大きいほど明るく見えます。暗いライブ会場では最低でも2.5mm、できれば3mm以上あると快適です。(※対物レンズ有効径は、光を集めるレンズの直径。ライブ用では携帯性も考慮し20mm~25mm程度が一般的です。)

④【アイレリーフ】メガネユーザーは必ずチェック!

普段メガネを使っている方にとって、双眼鏡選びでチェックしてほしいのが「アイレリーフ」です。

アイレリーフって何?

アイレリーフとは、目と接眼レンズ(のぞき口)との適切な距離のこと。

双眼鏡は、この距離を保って覗くことで、視野全体がきれいに見えるように設計されています。

なぜメガネユーザーに重要?

裸眼の人は、接眼レンズに直接目を近づけて覗くことができます。しかし、メガネをかけている人は、メガネのレンズの厚み分だけ、どうしても接眼レンズから瞳が離れてしまいますよね。

アイレリーフが短い双眼鏡だと、メガネをかけたままでは瞳が最適な位置まで届かず、視野全体を見渡すことができません。

まるで鍵穴から覗いているように、視野の周りが黒く欠けて(ケラレて)非常に見づらくなってしまいます。

快適なアイレリーフの目安

メガネをかけて使用するなら、アイレリーフは「15mm以上」が理想

これだけの距離があれば、メガネを通してもしっかり視界全体を確保できます。

メガネをかけていない人なら、そこまで長くなくてもOK。目をレンズに近づけて使えるため、10~12mm程度でも十分です。

アイカップの調整機能もチェック!

アイレリーフの確保に役立つのが、「アイカップ(接眼部のゴム)」の調整機能です。

  • メガネなしで使用する人は、アイカップを伸ばして目にフィットさせる
  • メガネありで使用する人は、アイカップをたたんだり回して短くする

自分に合わせてアイカップを調整できる機種を選ぶと、快適さが段違いです。

⑤【ピント方式】手動か自動(オートフォーカス)で選ぶ

双眼鏡を使う際、「ピント合わせが難しそう…」と不安に思う方も多いのではないでしょうか?

実際、ピントの合わせ方によって使い勝手は大きく変わります。

双眼鏡のピント合わせの方法には、主に「手動」「自動(オートフォーカス)」の2種類があります。

手動(センターフォーカス)方式の特徴

双眼鏡中央のダイヤルを回してピントを合わせる方式です。
多くの双眼鏡がこのタイプを採用しており、最も一般的なタイプです。

メリット

  • 正確なピント
  • 距離を選ばない

自分の見たい対象(例えば、特定のメンバーの顔)に、細かく、正確にピントを合わせることができます。

また、近いものから遠いものまで様々な距離の対象に対応できます。

デメリット

  • 慣れが必要
  • 手間がかかる

ピントリングを回して合わせる操作に、最初は少し戸惑うかもしれません。

また、対象が変わるたび、距離が変わるたびにピントを合わせ直す必要があります。動きの激しいパフォーマンスを追いかけるのは少し大変なことも。

オート(フリーフォーカス)方式の特徴

「オートフォーカス(自動)」といっても、カメラのように自動でピントが動くわけではありません。

「フリーフォーカス」や「ピント合わせ不要」とも呼ばれ、一定の距離(例えば15m~無限遠)の範囲であれば、ピントを合わせる操作をしなくても、ある程度ピントが合って見えるように設計されています。(人間の目のピント調節機能を利用しています)

メリット

  • 手間いらず
  • 初心者でも簡単
  • 動きに対応しやすい

面倒なピント合わせ操作が一切不要!双眼鏡を覗けばすぐに見ることができます。

また、操作が非常にシンプルなので、双眼鏡を初めて使う人や、機械操作が苦手な人でも安心です。

演者がステージ上を動き回っても、ピントを追いかける必要がないので楽です。

デメリット

  • 細かい調整は不可
  • 対応距離に限界
  • 見え方に個人差

手動のように「この人の目にピントを合わせたい!」といった微調整はできません。また、設計されたピント範囲(例えば15mより手前など)の外にある対象物は、ぼやけて見えてしまいます。

さらに、目の調節力を使うため、視力や年齢によっては見え方に差が出ることがあります。一部モデルでは構造上、手動タイプよりやや暗く見えたり、解像感が劣る場合があります。

ライブではどっちを選ぶべき?

初めての双眼鏡で「まずは気軽にライブを楽しみたい!」なら、自動(オートフォーカス)でも十分楽しめます。

ただし、細かい調整ができる手動タイプのほうが、使い慣れると確実に見やすさアップ

迷ったら初心者には「オート」もアリ。ただし長く使うなら「手動」がよいでしょう。

ライブ双眼鏡のおすすめ5選を比較

比較表でご紹介した5つの人気モデルを、ライブ・コンサートにおすすめの双眼鏡5商品を比較しました。それぞれの特徴を比較して、あなたの使い方や好みにぴったりの一台を見つけてくださいね。

おすすめ双眼鏡(5商品)を比較

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Ruxis(日々和工業)Ready ON
SUNRISE

OriginTree
PYKES PEAK
倍率10倍10倍10倍10倍10倍
重さ140g250g235g155g135g
サイズ8×11×4cm11.5×9.5×5cm11.5×9.5×5cm9×10.5×4cm8×10×4cm
対物レンズ径22mm25mm25mm22mm22mm
レンズコートフルマルチコートフルマルチコートマルチコートグリーンフィルム不明
プリズム材質BaK4BaK4BaK4BaK4不明
視野角(実視界)6.5°5.6°不明6.5°6.5°
メガネ対応アイカップ付アイレリーフ(20mm)アイレリーフ(20mm)非対応アイカップ付
ピント方式手動自動自動手動手動
防水性生活防水生活防水生活防水非対応非対応
価格¥3,799¥3,980¥3,480¥3,680¥1,980
商品詳細商品詳細商品詳細商品詳細商品詳細
各製品の双眼鏡の比較

軽さ・見やすさ・機能性の三拍子!迷ったらコレ

こんなあなたにおすすめ
  • 性能には妥協したくないけど、重いのはイヤ!
  • 初めてでどれを選べばいいか分からない
  • メガネをかけている

約140gという驚異的な軽さながら、「フルマルチコート」と「Bak4プリズム」を採用し、暗い会場でも明るくクリアな視界を実現。

まさにライブ・コンサートのために作られたかのようなスペックです。

メガネユーザーに嬉しいアイカップ付きで、視界がケラレる心配も少ないでしょう。

さらに生活防水(IPX3)にも対応しているので、突然の雨や飲み物をこぼしてしまっても安心感があります。(※完全防水ではありません)

「医師&東大博士開発」という信頼性もポイント。

価格は3,000円台後半と少しだけ高めですが、その価値は十分にあると言える、機能・性能・携帯性のバランスが最も優れた一台です。

オートフォーカス&明るさ重視モデル。ピント合わせが苦手な人はコレ

こんなあなたにおすすめ
  • 面倒なピント合わせはしたくない
  • できるだけ明るくクリアに見たい
  • 性能を優先したい

ピント方式が自動(オートフォーカス)なので、面倒なピントリング操作は一切不要です。特に動きの激しいパフォーマンスを追いかけたい時や、初心者の方には非常に便利です。

また、「フルマルチコート」を採用し、レンズの明るさにこだわっているのが特徴です。

ロングアイレリーフでメガネ対応もバッチリ、生活防水も備えています。

重さが気にならず、できるだけ高性能なオートフォーカス双眼鏡を求めている方には良い選択肢となるでしょう。

圧倒的な軽さと安さ!お試しやサブ機に最適

こんなあなたにおすすめ
  • とにかく安くて軽いものが欲しい人
  • 双眼鏡をまずはお試しで使ってみたい人
  • 荷物は1gでも軽くしたい人

約135gという驚異的な軽さと、2,000円を切る圧倒的な安さが最大の武器です。カラーバリエーションも豊富で、気軽に購入できるのが嬉しいポイント。

ただし、安さには理由があります

レンズコートやプリズム材質などの光学性能に関する情報がほとんどなく、「明るさ」や「クリアさ」といった見え方にはあまり期待できません。防水機能もありません。

「細かいことは気にしない!」「とりあえず双眼鏡を使ってみたい!」という人や、メインの双眼鏡が壊れた時のためのサブ機として割り切って使うならアリ。

もっとライブを楽しむために!こだわり派の選択肢

「せっかく買うなら、もっと快適に、もっと見やすく楽しみたい!」
そんな“こだわり派”のあなたにおすすめしたいのが、防振機能付きの双眼鏡や、あると便利な周辺アクセサリーです。

ライブ体験が一段階レベルアップするアイテムたちをご紹介します。

防振双眼鏡とは?手ブレ補正の威力に感動

双眼鏡を手に持って使用すると、どうしても避けられないのが「手ブレ」。特に倍率10倍以上になると、少しの手の揺れでも視界が大きく揺れてしまいます。

そこで大活躍するのが、「防振双眼鏡(手ブレ補正機能付き)」です。

防振双眼鏡の特徴

  • 手ブレを自動で補正して、ぴたっと止まった映像に
  • 推しの表情や指先の動きまで、ぶれずにしっかり追える
  • ドームやスタンド席など距離がある場合に特に効果を発揮

防振双眼鏡は、視界がピタッと止まる圧倒的な安定感が魅力です。

10倍以上の高倍率でも手ブレが少なく、細かな表情までくっきり見えます。手ブレを気にせず使えるため、高倍率モデルも選びやすく、ドームなど広い会場の後方席でも活躍。

手ブレを抑えようと手に力を入れる必要がなく、長時間の使用でも比較的疲れにくいです。

注意点

  • 重さがある(400g以上が多い)
  • 価格帯はやや高め(数万円~~10万円以上)
  • 電池や充電が必要なモデルも多い

防振双眼鏡は高機能なぶん、価格が数万円から十数万円と高めです。

また、手ブレ補正のための電子部品やバッテリーを内蔵しているため、同じ倍率の通常双眼鏡より重く、大きくなりがちです。さらに、電池が必要になるため、ライブ中の電池切れには注意が必要です。

どんな人におすすめ?

  • とにかくクリアで安定した視界を求める人
  • ドームクラスなど広い会場で高倍率を使いたい人
  • 手ブレがひどくて普通の双眼鏡では見づらいと感じる人
  • 予算に余裕がある人

ライブに通う頻度が高い人、ステージから距離がある席(ドームクラスなど)が多い人には、一度使ったら手放せなくなる快適さではあります

予算に余裕がある方は、ぜひ検討してみてください。

双眼鏡はどこで買うのがベスト?

双眼鏡を選ぶとき、購入場所や予算感も気になるポイントですよね。

購入場所によってメリット・デメリットがあるので、あなたに合った方法を選んでくださいね。

通販サイト(Amazon、楽天など)は品揃え豊富!レビューや価格比較しやすい

最も手軽で選ばれているのが、Amazonや楽天といった大手通販サイト
自宅にいながら、さまざまなメーカー・価格帯の商品を比較検討できます。

メリット

  • 圧倒的な品揃え
  • レビューが豊富
  • 価格比較が容易

大手通販サイトは、品揃えが豊富で初心者向けから本格派モデルまで幅広く探せます。

また、レビューを参考にできるので、実際にライブで使った人の声がわかります。「ライブで使ってみてどうだったか」など、リアルな声は非常に役立ちます。

さらに、同じ商品でもショップによって価格が違う場合があるので、価格が比較検討しやすいです。

デメリット

  • 実機を試せない
  • 類似品や粗悪品の可能性

通販では、実物を試せないため見え方や重さの感覚は確認できません。

中には類似品や粗悪品もあるため、レビューや評価の信頼性を見極める必要あるでしょう。

「ある程度目星がついている人」「コスパ重視で選びたい人」に通販はおすすめです。

家電量販店なら実機を試せる!店員さんにも相談

ビックカメラやヨドバシカメラなどの家電量販店でも双眼鏡を取り扱っています

特に新宿・秋葉原・梅田などの大型店舗には、ライブ向けコーナーがあることも!

メリット

  • 実機に触れる
  • 見え方を試せる
  • 専門知識のある店員さんに相談できる

実際に手に取って、重さやサイズ感、質感を確認できます。

家電量販店などの実店舗では、実際に覗いてみて、明るさやピントの合わせやすさなどを体験できます。(ただし、店内とライブ会場では明るさなどが異なる点は考慮しましょう)

双眼鏡に詳しい店員さんに、選び方のポイントやおすすめモデルについて直接質問できます。初心者の方には心強いでしょう。

デメリット

  • 品揃えは通販に劣る
  • 価格はやや高めな傾向
  • 店舗に行く手間がかかる

店舗のスペースには限りがあるため、通販サイトほど多くの種類を扱っていない場合があります。

一般的に、通販サイトの最安値と比較すると、価格は少し高めになることが多いです。

当然ですが、お店まで足を運ぶ必要があります。

100均・スリコの双眼鏡はライブに不向き?

最近では、ダイソーやスリーコインズ(3COINS)などでも双眼鏡が手に入るようになりました。

「とりあえず1回だけ使いたい!」というライトユーザーから注目されています。

メリット

  • 圧倒的な安さ(300~1,000円程度)
  • 持ち運びが楽な軽量・小型タイプが多い
  • 初心者でも気軽に試せる

とにかく安いので、気軽に試すことができます。「双眼鏡ってどんなものか体験してみたい」という入門用には良いかもしれません。

デメリット

  • 性能は低い
  • 倍率が低い
  • 耐久性が低い

価格相応に、レンズの質やコーティングは最低限です。視界が暗かったり、歪んで見えたり、ピントが合いにくかったりすることが多いです。

また、ライブで使うには少し物足りない倍率(3倍~5倍程度)のモデルが中心です。

プラスチック製で作りが簡素なため、衝撃に弱く壊れやすい可能性があります。「安物買いの銭失い」になる可能性もあるため、結局よく見えなくて、すぐにしっかりしたものを買い直すことになるかもしれません。

「とにかく安く」「雰囲気だけでも楽しみたい」という方にはアリ。

ただし、本格的に見たい人やドーム・アリーナ公演でしっかり見たい、快適に使いたいという目的であれば、正直あまりおすすめはできません。

ライブ用双眼鏡の価格帯の目安!入門から本格派まで

眼鏡のおおまかな価格帯の目安をご紹介します。予算に合わせて、どのクラスを狙うかの参考にしてください。

ランク価格帯特徴
入門モデル~5,000円基本的な性能(10倍程度、Bak4プリズム、マルチコートなど)を備えつつ価格を抑えたモデル
スタンダード約6,000~15,000円高品質なレンズやコーティング、防水性能、軽量化など、性能や機能が充実
ハイエンド約20,000~高性能モデルや、防振双眼鏡など。最高の見え方や、特殊な機能を求める方向け。

まとめ。最適な双眼鏡で最高のライブ体験を!

もう一度、ライブ用双眼鏡選びの重要ポイントをおさらいしましょう。

倍率

会場や席に合わせて選ぶ!迷ったらバランスの良い「10倍」が無難。高すぎると手ブレ・暗さ・視野の狭さに注意。

明るさ

暗い会場では超重要!「フルマルチコート」「Bak4プリズム」を選ぼう。

軽さ・サイズ

長時間ライブの味方!300g以下を目安に、持ち運びやすいコンパクトなものを。

ピント方式

細かく正確にピントをあわせたいなら「手動ピント」、初心者や手軽さ重視なら「オートフォーカス」

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SUNRISE

OriginTree
PYKES PEAK
倍率10倍10倍10倍10倍10倍
重さ140g250g235g155g135g
サイズ8×11×4cm11.5×9.5×5cm11.5×9.5×5cm9×10.5×4cm8×10×4cm
対物レンズ径22mm25mm25mm22mm22mm
レンズコートフルマルチコートフルマルチコートマルチコートグリーンフィルム不明
プリズム材質BaK4BaK4BaK4BaK4不明
視野角(実視界)6.5°5.6°不明6.5°6.5°
メガネ対応アイカップ付アイレリーフ(20mm)アイレリーフ(20mm)非対応アイカップ付
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防水性生活防水生活防水生活防水非対応非対応
価格¥3,799¥3,980¥3,480¥3,680¥1,980
商品詳細商品詳細商品詳細商品詳細商品詳細
各製品の双眼鏡の比較

双眼鏡は、決して安い買い物ではありません。だからこそ、この記事を参考にじっくり選んで、後悔のない選択をしてください。

あなたにぴったりの双眼鏡を手に入れれば、今まで見えなかったアーティストの表情や仕草、衣装の細部まで、まるで目の前にいるかのように楽しむことができます。それは、きっと忘れられない、最高のライブ・コンサート体験になるはずです。

あなたの使い方や予算、デザインの好みにピッタリ合う一台を見つけてくださいね。